レバレッジ(leverage)。いわゆる、てこの原理である。投資をする時、どれくらいのレバレッジを効かせられるかで、利回りが格段に違ってくる。
例えば、1,000万円の不動産物件を購入し、年間120万円の収入を得る(話を簡単にするために諸経費等を差し引いた純利益)とする。(こんな物件はめったにないと思うけど・・・。)
この時、購入する時、1,000万円をキャッシュで購入(生買い(ナマガイ)という)した場合と、100万円の頭金で残り900万円を10年、金利3%で借り入れた場合を比較してみよう。
すると、利回り(=年間収入÷自己資金)は、
生買いした場合:12.0%
← 120÷1000=0.12
借り入れた場合:27.3%
← (120-92.7(=(900×1.03)÷10))÷100=0.273
となる。要は自己資金100万円で、年間27.3万入ってきて、10年後からは120万円丸まる利益になる、ということである。
こうしてレバレッジを効かせていった方が投資効率は断然高まることになる。ただ、リターンとリスクは表裏一体なので、不動産の場合は、空室リスクや賃料減少などのリスクがある。株式の信用取引もレバレッジを効かせた投資になる。
さて、どこに投資しようか!まずは子供かな!?