フライパン父さんの人生日記 - The simple path to make life better for my daugther and sons -

40代後半サラリーマンでミニマリストなブロガーが、子どもたちに残す人生日記。ミニマルライフ、筋トレ、投資、旅、ガジェット。

世界標準の資産運用

-- かなり長文の備忘録的日記 --


6月と言えば、そろそろ夏のボーナス時期である。

日本の場合、ボーナスの使い道は?というアンケートでは、いつも上位に「貯金」というのがくる。

でも、日本でいう貯金は大体が銀行での預貯金で、この場合、金利普通預金で0.2%程度、大口定期でも0.25?0.8%(10年)程度である。

なぜ、日本人はこのような金利で我慢しているのだろうか。
それは『何も考えていないから』というのが正解だと思う。

実際、調査の結果や各種データを見ても、日本人にはライフプランが欠如していて、余裕資金の使い道なんて全然考えていないという事実が浮かび上がってくる。

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●ライフデザイン白書〈2006‐07〉

●社団法人 投資信託協会
http://www.toushin.or.jp/index.html

●第3回 AXA リタイアメントスコープ “ 退職後の生活は?
http://www2.axa.co.jp/newinfo/release/2007/files/retirement_scope.pdf

日本銀行「資金循環統計」
http://www.boj.or.jp/theme/research/stat/sj/index.htm

●Flow of Fouds Accounts(FEB)
http://www.federalreserve.gov/

●Financial Statistics(U.K. National Statistics)
http://www.statistics.gov.uk/
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それを顕著に示す事実に、日本人は死ぬ時が一番金持ちというのがある。これでは日本の景気は良くならない。日本のGDPが500兆円なのに、個人金融資産が1500兆円。実にGDPの3倍のお金が低金利の銀行預金でじーーとしている状態なのだ。

だから『円キャリー』と言って、ゼロ金利の日本円を借りて、高金利の外貨で稼ぐという手法を海外勢がやっているのだ。
しかも、円安傾向にあるので、円を返す時には差益も出ている。

ところで、世界標準の利回りはというと、大体8?15%といったところだろう。債券など比較的安全性の高い商品(6%?8%)やファンド(10%?40%?)といった商品を組み合わせて自分のポートフォリオを作るのが一般的だと思う。

確定拠出年金制度が導入されている会社に勤めている場合、自身のポートフォリオを作ると思う。あの感覚をもっと広範囲な商品の中から組み合わせて運用するという感じだ。

日本の投資信託の場合、イートレードが200本近くあって群を抜いているが、海外の証券会社だと2000を超えるような多彩な商品がある。これは通常、大金持ちしか買うことができないようなファンドも小売にしているからである。

ハイリスク・ハイリターンなものとローリスク・ローリターンなものを組み合わせて、自分はどれくらいの利回りを狙うのか、といったことをやっている。

今はグローバルな社会だから、このような運用もどこでも可能となるのだ。海外の証券会社に口座を開設することも可能だからだ。(もちろん英語だけど・・・。)オンラインで入力して、電信送金するか小切手を郵送すれば一週間くらいで口座が開設できる。


証券会社
●E*TRADE(日本のじゃありません)
https://us.etrade.com/e/t/home

●AMERITRADE
http://www.tdameritrade.com/standardaccounts.html


まあ、それよりも使い道だ。折角、自分が稼いだお金なのだから、自分の人生を納得いくことに使うのがベストだ。

第一、日本の福祉はかなり手厚いと思うし、生活保護というものがあるので、最低限の生活は保障される。生活保護でかなりの額が支給されるので、フリーターよりもリッチという矛盾が起こっているという社会ではあるが・・・。


Wikipedia生活保護」(支給例を見ると結構びっくりする)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%94%9F%E6%B4%BB%E4%BF%9D%E8%AD%B7

だから、いざという時なんて、国が面倒を見てくれるので、自分のために使おう。若い人は自分の「ライフプラン」と「マネープラン」をしっかり立てて、資産を形成していきましょう!