フライパン父さんの人生日記 - The simple path to make life better for my daugther and sons -

40代後半サラリーマンでミニマリストなブロガーが、子どもたちに残す人生日記。ミニマルライフ、筋トレ、投資、旅、ガジェット。

世界のお金の流れをつかめ!

『世界中でお金が余っていて、行き場を求めている』

これが現状だと思う。その大部分は、年金ファンド、巨大な財団、大学のエンダウメントファンド等が牛耳っている。

ゲイツの財団なんて8兆円。エンダウメントの場合、日本では慶応の300億、早稲田100億と言われているが、アメリカの場合は桁が2つくらい違う。ハーバードは3兆円に達する。ここ5年は平均15%の利回りで、年間4500億稼いでいるらしいから、先生の給与とか学費とかもこれでまかなえちゃう。

そんなファンドが世界中の投資先を狙っている。日本の場合、潰れて当然な銀行(●そな銀行)を政府が公的資金を投入して救ったので、「んっ、日本はおいしいかも。」って資金が流れてきた。それで株価が上がって、鞘を抜いた。なので、外国人投資家の動向には注目しておかなければいけない。

と言ってもこの外国人、単なる統計上のものであるので、実は日本人も入っている場合もある。それは通常、ファンドはタックスヘヴンな場所を本拠地にして、そこから投資するので外国人となってしまう。某村上ファンドも実際の運用は、英国のケイマン諸島にある会社から行なっていた。

何年か前にあったアジアの通貨危機も、ソロスのヘッジファンドがタイバーツを売り浴びせたのがきっかけだった。一国の通貨なんて簡単に暴落してしまうのだ。

株も「アっ」という間に上がったり、「エっ」という間に下がってしまうが、ストップ高、ストップ安があるので、まだましかも。(東証のシステムがモタナくて勝手に時間制限かけちゃうかもしれなくて、それはある種すごいリスクだけど・・・。)


なので、これからは、一口にお金と言ってもキャッシュの他にも、株、債券、商品(石油、金、穀物など等)、金利、為替、生保、住宅、色々あって、国境を越えて飛び交って、商品間の境界線もなくなってクロスしていく、という流動性を認識しておく必要があると思う。

ん?、巨大ファンド達は次はどこをターゲットに来るだろう。この動きに便乗していけば、かなりのリターンが得られると思うのだが・・・。