フライパン父さんの人生日記 - The simple path to make life better for my daugther and sons -

40代後半サラリーマンでミニマリストなブロガーが、子どもたちに残す人生日記。ミニマルライフ、筋トレ、投資、旅、ガジェット。

【投資ネタ】サブプライムローンの影響

昨年8月ごろから現れてきたサブプライムローン問題だが、その余波は、年前半まで続く可能性が高まってきた。

米金融大手が巨額の損失(ゴールドマンサックスのように自己売買によって利益を出しているところはあるが)を計上していて、アラブ系、中国系、シンガポール系の公社や企業からの増資を決定している。

この影響で機関投資家は複雑な商品には手を出さなくなってしまった。

株価も下落が続いている。但し、昨年8月の発表以来、株価が下落しているのは日本市場だけである。(最近は軒並み下落しているかもしれないが。)とりわけ、トヨタ、キャノン、ホンダといった優良株を海外投資家は売っている。これは時価総額の低下から買収のリスクが高まる。が、資金のある会社はこの下落を利用して、自社株買いして自己資本比率を高めている会社もあるとは思う。

私も日本株は昨年末までにほとんど売却し確定してしまっている。(当然、損切りしたものもある。)

これからの日本株は、厳選された個別銘柄への投資しかないと思われる。
空売りやオプション等を駆使すれば、その限りではないと思うが、デイトレーダーでない個人投資家には厳しいだろう。まあ、逆張りをいくという道もあるが、底はもう少し先になると思う。

また、日本人の金融資産の内訳を見ると、外貨に向かうと思いきや、
投資信託に16兆円ものおカネがシフトしている。投資信託は銀行や郵便局などでの販売も解禁され、その手数料欲しさから、ドンドン販売した結果だと思う。

2,3年前の騰落率データ等を用いて、勧められて安易に手を出している人が多いのだろう。データとしては確かだが、投資に関して言えば、大衆に従っているとまず勝てない。データは結果でしかなく、将来も続く保証は全くないのだ。
投資信託にしても、日本株式で構成されているものがほとんどだと思うから、今後も下落傾向が続くだろう。

早く市場に入って、早く鞘を抜いた方が勝つのだ。なので、全体の大きな流れを捉えないと無理である。おカネがどこに向かっているのかと。


私が保有している(紙ベースの)ものと言えば、
外貨、外貨MMF、インド株ファンド、トルコ株ファンドである。
これに追加するなら、コモディティファンド(大豆や小麦等)。

外貨や外貨MMFなら3?7%で回る。外貨でこの率で回すには定期にしないといけないが、MMFならいつでも解約が可能なため流動性が高く、同じくらいの利回りが見込めるから、おススメは外貨MMF。

もちろん為替の影響もあるので、元本割れのリスク等はあるので、自己責任で。