【物事の本質とは?】
何か問題が起こった時、問題の本質を見極めないと問題は解決しない、だから俯瞰的に物事を捉える必要がある、というのは、ビジネスでよくあると思うのですが、
実はこれは何でも当てはまっていて、
例えば、体の健康を見た時、対処療法や、BMIとか腹囲とか。
人の体は、本当に優れた複雑なメカニズムでできていて、まだまだ人間自身が分からないことがたくさんあると思います。
食料も余る程、生産できるようになりました。馬車から自転車、クルマが発明され、階段からエレベータやエスカレータが発明されました。
さらに近年ではインターネットの普及により、一瞬で情報やお金が世界中を駆け巡るという時代になってきました。
でも、この長い歴史で見ると、これはほんの一瞬の出来事に過ぎないため、人の体は、急激な社会の変化に対応しきれていないはずなのです。
脂肪が貯まるのは、食料がいつ手に入るか分からなかった時代は生き延びるために必要なメカニズム(本能)で、そういう種が絶滅せずに生き残ってきたはずです。
なので、原点に立ち返る必要があり、運動することは生きることとイコールだと私はとらえています。
で、冒頭のBMIや腹囲などは本当に表面的なことに過ぎず、体脂肪や筋肉量の体の組成を全く無視した指標なので、本当に目安程度に過ぎないということです。
例えば、身長と体重が全く同じでも、体脂肪と筋肉の量が違う。でもBMIと腹囲は同じ、ということがあり得ます。
横腹筋とかをすごく鍛えると膨らんでくるので。
なので、体重の増減はあまり意味がなく、体の組成や心拍数の変化、どのような栄養を取っているのか、トレーニングをしているのか、休息を取っているのか、の方が健康に与える影響は大きいと思います。
もっと体の中身を意識してみましょう!