これは、あの『ザ・リッツ・カールトン・ホテル』の行動指針のようなものである『ザ・リッツ・カールトン・ベーシック』の中に書かれてある一つである。
訳すと「紳士淑女にお仕えする我々も紳士淑女です」となる。従業員は、お客さまと同じ目線、同じ感性で働くべきであるということだそうだ。
通常、お客さまから一段へりくだってサービスするのが当然だと考えるが、リッツの場合は、これではお客さまとのコミュニケーションが取れず、人間対人間の信頼関係を築くのが難しくなる。要は、心が通ったサービスをするにはお客さまと従業員が同じ目線をもって尊敬しあうことが必要不可欠だということ。
これは、ホテル業界だけではなく、他の業界にもあてはまるんじゃないかと思う。単にお客の要求ばかり聞いているのではなく、日頃のコミュニケーションの中から問題点や要望を探り出し、驚くような提案をすれば、もっと感動するだろう。そして、信頼関係も生まれてくる。
・・・。
と言っても難しいんだよな?、お客、特に企業体質っていうのが結構ネックなんだよな?。