フライパン父さんの人生日記 - The simple path to make life better for my daugther and sons -

40代後半サラリーマンでミニマリストなブロガーが、子どもたちに残す人生日記。ミニマルライフ、筋トレ、投資、旅、ガジェット。

個人投資家向け株式セミナー

7日(日)。みずほ証券マネックスビーンズ証券主催の株式セミナーに出席。

第一部は、日本電産の永守社長の『夢を形にする経営』と題した講演。

第二部は、マネックスビーンズ社長の松本大氏と清水氏による『2006年相場を考える?テクニカルからマクロまで』と題しての対談。

一部は、関西の経営者らしく、ユーモアがあり、かなり面白かった。日本電産株を買おうかという気になってしまった・・・。
質疑応答も30分あり、社長は質問者が質問している間、しっかり質問者の方を向いて聞いていたりして好印象。

まとめると、
『1.日本電産の主力製品であるブラシレスDCモータの市場は拡大している。その市場内での企業淘汰はすでに行われていて、松下グループと勢力を二分している。

2.会社は経営者を含めて従業員のやる気であるということ。能力がある人(偏差値の高い大学出身者)より、やる気が100倍ある人を採用する。当社ではそうして業績を伸ばしてきたし、M&Aしても社長含めて解雇しないのに過去最高益を出したりしているから。

3.経営的な指標としては、一株当り利益を伸ばすことを第一としている。(格付けなどは気にしない。)』

それからこぼれ話としては、創業当時、誰も買う人がいなくて、パートのおばちゃんが5万円を出資(株を購入)してくれた。最近その人がその株を売却し、1億3000万円を手にしたらしい。

やっぱり高成長の見込まれる創業間もない企業の株を長期保有するのが一番いい?まあ、これが一番難しいし、ブックビルディングで入札するのも結構難しい・・・。


●印象に残った言葉:
経営者に求める条件とは? という質問の回答。
『月曜日に会社に行くのが楽しい人。』
要はやる気があるかどうかだと。

私はその時々によって、波が激しいな・・・。楽しい時は日曜の夜にメールをチェックし始めて、月曜やその週のスケジュールも確認する。楽しくない時は、日曜の夜に頭痛になったような感じがする・・・。


第二部は社長と清水洋介さんの対談。いきなりだが、まとめると・・・。

『1.個人投資家がここ最近非常に増えている。外国人の買いが入っていると言われているが、割合的には国内の個人投資家の数の方が多い。

2.世界に8,000兆円あると言われている流動性のあるお金が、不安材料が少ないということで日本の株式市場に流れてきている。他の米、欧は不安材料がある。BRICsなどでは、これだけの規模を受け止められない。(為替に変動がないのは、日本の機関投資家が株を買い損ねたので、米などの為替差のある債権などでコツコツ稼いでいるため。)

3.環境が大きく変わったという点では、最近の株価上昇はバブルの始まる前と似ているが、前提条件や環境などが違い、会社の業績にも説明がつくから、もう少し強気の市場が続くであろう。』

要は『外貨か日本株式か』ということ。


●印象に残った言葉:(松本大)
『私もギャンブルは好きだが、ギャンブルは目を当てるのではなく、自分の運などを見極めて、賭け金を変えていくものだと思う。』

確かに・・・。


う?ん、日本円はいつ預金封鎖されるか分からない状態だと思うので、もう少し外貨にシフトし、日本株式で運用するか!?

まあ、今でも日本円は微々たるものなのだが・・・。