フライパン父さんの人生日記 - The simple path to make life better for my daugther and sons -

40代後半サラリーマンでミニマリストなブロガーが、子どもたちに残す人生日記。ミニマルライフ、筋トレ、投資、旅、ガジェット。

人生の三大支出について考える

人生の三大支出。それは・・・『住宅ローン』『教育費』『老後の生活資金』であると思う。

今まで日本では、ほとんどの人が自らを「中流(ミドルクラス)」と位置づけていた。しかし、これからの時代は年収600万円を境に、それ以下のロウァーミドルクラスの人が大半を占めるようになると思われる。M字のカーブを描くイメージである。

なので、上記の支出のうちにいずれかを大幅に削減しなくてはいけなくなる。

まず住宅ローン。

これは難しい選択であるが、私に言わせれば、家を買ってしまったら、機動性がなくなる。いざ転職しようと思っても売却できないかもしれないし、住宅ローンがあるために投資(自分や家族への投資含む)ができない。それにこれからは良質な賃貸も増えてくるのではないかと思っている。(ウィークエンドハウスなら買ってもいいかな?、くらいの感覚。)


次に『教育費』。今の時代、偏差値の高い大学を出たからと言って、それで安泰というわけではなく、要は社会に出ても一人で自立して生活していける教育を子供に行うことが大事。

ゆとり教育のおかげで学校の役割は地に落ちたも同然。優秀な子供だけが塾に通って能力を伸ばしている状況らしい。

それに日本の教育制度そのものを変えていかないと日本が変わらない。日本が「teach」が前提であるのに対して、北欧などは「learn」が前提で、教師は生徒が「learn」するのを助けるのが役割である。日本は答えを「teach」する。

これではダメである。生徒が疑問を持った時にどのようにして答えに辿りつくかを支援してあげなくてはならない。仮説を立て、検証していくのである。

なので、偏差値教育に対してではなく、こういった能力を養えるように教育をしてあげるべきだと考える。ただし英語は必須。

教育費の積み立てはもちろん行っているが、子供に金融や経済についても教えてあげ、成人するまでには一人で生活できるようにしてやるのが目標である。くれぐれも私のような"スネかじりさん"にはしてあげたくない。

最後に『老後の生活資金』。これは必要でしょう、やっぱり。退職金をもらえない可能性、公的年金は確実に少なくなる(その前に年金が破綻していると思うが・・・。)、それに以外にも長生きしてしまうというリスクもある。これに対してはきっちり計画を立てて運用していかないといけない。