フライパン父さんの人生日記 - The simple path to make life better for my daugther and sons -

40代後半サラリーマンでミニマリストなブロガーが、子どもたちに残す人生日記。ミニマルライフ、筋トレ、投資、旅、ガジェット。

世界競争力ランキングを考える

IMD 世界競争力年鑑(World Competitiveness Yearbook)2005の発表によると日本の世界競争力ランキングは今年、21位。

アジアで見ると、香港・シンガポール・台湾に次いで第4位。

このランキングの中で日本が一位になった指標は、証券投資資産、外貨準備高、消費税率、特許取得率、ブロードバンドコストなどで、反対に最下位だったのは法人税率と言語スキルというもの。

まずこのランキングの意味は、率直に言って、どれだけ市場が開放されているかということだと思う。北欧やアジアの市場開放している国が目立っている。例えば、人口30万人のアイスランドが4位。天然資源も乏しく漁業が中心の経済国だったが、近年は工業化、特に金融サービスの拠点としての機能が凄まじい。他にもソフトウェアやバイオ、観光にも力を入れている。

言い換えると、市場開放されている産業は海外から参入があり、嫌でも競争力をつけなくては生き残っていけなくなるから。でも日本は国によって保護されているため競争力がないということだと思う。

農業などが典型的。シンガポールなんかも食料支給率は低いのに、市場を開放しているから世界中から安くてよい食材がドンドン入ってくる。でも日本は閉鎖しているから日本の消費者はまだまだ高いものを買わされている。

日本のアニメ産業や自動車産業などは国が放っておいたから世界的な産業として成長できたと思う。
要は国は余計なことをせずにドンドン市場を開放してくれ、ということである。

そのためにはやはり教育かなぁと。出るものはドンドン伸ばしていってもらわないと。私のような平均的な人をたくさん作ってもしょうがない。ビルゲイツリーナス・トーバルズのような天才を一人でも作ればいいのである。

また強引に教育問題に繋げてしまった今日この頃…。