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分からない人には、さっぱり分からないと思うが、従来のHadoopはBIやDWH、ログ解析などのバッチ処理系で強みを発揮してきたが、このフレームワークによって業務アプリケーションへの適用がかなり広がる可能性がある。
先日、みずほ銀行がサービス停止にまで至ってしまった原因の夜間バッチ処理も、これを使えばアホみたいな時間で済んでしまうかもしれない。
理想としては、ほとんどのデータがリアルタイムで処理されるのがいいとは思うが、処理の重さによるサーバ負荷等の関係でバッチ処理は残らざるを得ない。
業務アプリケーションの領域で言うと、MRP処理や原価積み上げ、会計処理などである。
これが、Hadoopによって劇的に速くなると、一日一回の処理だったのが、2回、3回処理できたり、あるバッチ処理がネックで後続の処理を週2回しか回していなかったものを毎日処理できたり、ユーザメリットも大きくなる。
しかもスケールアウトするので、スケールアップするよりコストはかなり抑えられるので、費用対効果が高い。
元々、MapReduceは、Googleが考案したフレームワークなので、改めてGoogleは凄いなあと思ってしまう今日この頃。
まあ、海外では、LAN上で飛び交っているクレジットカード情報などを取得していたのがバレたりして、イメージは下がっていたりもしますが、世の中への影響力は依然として大きいです。