フライパン父さんの人生日記 - The simple path to make life better for my daugther and sons -

40代後半サラリーマンでミニマリストなブロガーが、子どもたちに残す人生日記。ミニマルライフ、筋トレ、投資、旅、ガジェット。

これで業務アプリケーションのバッチ処理に激変が起こるか!?

Hadoopフレームワーク「Asakusa」がOSSで公開
http://www.atmarkit.co.jp/news/201103/31/asakusa.html

分からない人には、さっぱり分からないと思うが、従来のHadoopはBIやDWH、ログ解析などのバッチ処理系で強みを発揮してきたが、このフレームワークによって業務アプリケーションへの適用がかなり広がる可能性がある。

先日、みずほ銀行がサービス停止にまで至ってしまった原因の夜間バッチ処理も、これを使えばアホみたいな時間で済んでしまうかもしれない。

理想としては、ほとんどのデータがリアルタイムで処理されるのがいいとは思うが、処理の重さによるサーバ負荷等の関係でバッチ処理は残らざるを得ない。

業務アプリケーションの領域で言うと、MRP処理や原価積み上げ、会計処理などである。

これが、Hadoopによって劇的に速くなると、一日一回の処理だったのが、2回、3回処理できたり、あるバッチ処理がネックで後続の処理を週2回しか回していなかったものを毎日処理できたり、ユーザメリットも大きくなる。

しかもスケールアウトするので、スケールアップするよりコストはかなり抑えられるので、費用対効果が高い。

元々、MapReduceは、Googleが考案したフレームワークなので、改めてGoogleは凄いなあと思ってしまう今日この頃。

まあ、海外では、LAN上で飛び交っているクレジットカード情報などを取得していたのがバレたりして、イメージは下がっていたりもしますが、世の中への影響力は依然として大きいです。