「入れてもらった」人と「入ってあげた」人
近年の就職戦線は明らかな売り手市場らしい。
少子化高齢化の影響もあり、企業は優秀な人材を確保するために必死のようだ。
われわれの世代はいわゆる就職氷河期だったので、とにかくどこかの会社に入れてもらうことが最優先になっていた感じがあるし、私自身も『入れてもらった』感が非常に強い。
学卒や院卒でもとにかく職がなかった。
逆にここ2年くらいで超売り手市場になり、内定もたくさんもらえる人達が増えたので、どちらかというと『入ってあげた』感の人が多いのだろう。
だが、個人差はあるだろうが、会社に入社したからには会社や社会に貢献していかないといけないので、ただひたすらに頑張ってほしいものだ。
写真は有効求人倍率の推移。
私が大学を卒業した99年は、0.48と2人に1がようやく就職できるかできないか!? 数字で見ると凄いな?。そりゃ、ニートやフリーター増えるわな。
それから、日本としては今の人口推移でいくと、明らかに老人が増えて介護する人が足りなくなる。これは日本ではまかないきれないので、毎年1万人くらいの外国人を受入れていかないと間に合わないのだ。
でも政府や政治家のやろうとしている規模は足元にも及ばないレベル(年間250人)。
どうなってしまうのでしょうか・・・。日本は。
●添付写真の人口資料:国立社会保障・人口問題研究所「日本の将来推計人口,平成14年1月推計」の中位推計値