フライパン父さんの人生日記 - The simple path to make life better for my daugther and sons -

40代後半サラリーマンでミニマリストなブロガーが、子どもたちに残す人生日記。ミニマルライフ、筋トレ、投資、旅、ガジェット。

Appleのビジネスモデル

Appleのビジネスモデル

新しいiPhoneが発表され、Android端末とのスペックや価格比較などがされているが、そもそも端末メーカーとはビジネスモデルが違う。

まずは、GoogleApple

Googleは広告収入がメインで、GooglePlayは収入源を拡大化するもの。

なので、Androidオープンソースにして、色んなメーカーに乗せてもらえばよい。
エリクソンを買ったのはよく分からないが、ChromeBookを提供しているのもそう。
要はブラウザでGoogle検索してもらったり、Gmail使ってもらったりして、広告でマネタイズしている。

Appleも端末で稼いではいるが、新興国で多く出回っている中古のiPhoneでもいいのだ。AppleIDでコンテンツやアプリで継続して購入してもらう。
Windows版のiTunesも早い時期にリリースされている。
AppleIDでクレジットを確保できている。

Googleも後で気づいて、Googleチェックアウトを提供した。

一方、端末メーカーは、端末をいかに安く作って沢山売るかのみなので、他にマネタイズするすべがない。

グローバルモデルを軸にして、ローカライズして、売上を伸ばしていく。
国内の通信事業者もAppleのようなコンテンツビジネスを拡大しようとしている。

auAppleと交渉して、リスモなどをiPhoneでも提供できるようにした。
これで、docomoもdマーケットなどをiPhoneで提供できる道ができた。
散々、docomoが嫌がっていた、土管屋にはならないという意味がこれに当たる。

ソニーのReaderは論外。Androidしかアプリを提供していないし、デスクトップでもできない。

本気でコンテンツビジネスをするなら、全方位的にコンテンツにアクセスできる場所を提供することにフォーカスしないといけない。

なので、Appleの本当の競合はAmazonだと思う。

Amazonも音楽を提供し始めたし、クラウドAmazonAppleで先をいっている。

そして、iOS7ではゲームとの連携が強化されていたり、Bluetoothなど近距離通信を強化していたりするので、色々な機器との連携機能、及びそこからのコンテンツビジネスへの展開を狙っていると思われる。

で、アプリは他の人や会社が作り、アプリやコンテンツでマネタイズ化していく。

Appleは、コンテンツとアプリのプラットホームを抑え、Amazonは物販のプラットホームを整えて、コンテンツとアプリで本格的にAppleと勝負していくだろう。

Amazonが端末を格安で売ったり、iOSでもKindleアプリを提供しているのも納得できると思う。


そんな事を電車の中で考えた今日このごろ…。