先日、会社の研修で日英の契約書の比較とグローバルな英語会議の心得について学んできた。
そこでの講師の雑談。売買契約とかではなくて、一般の契約についてなのだが、欧米、特に米国では結婚する前に離婚の条件を決めておくのが普通らしい。
その理由は、離婚前になったら、冷静に条件など決められるはずがない、というもの。確かに・・・。思い出してみると、例えばハリウッドスターの場合、凄い額の慰謝料で離婚、みたいな記事をよく見かけるが、あまりドロ沼化したというのを聞かない。
一方、日本の場合は、離婚調停など、ドロドロの末、離婚となる場合が多いように思う。
まあ、日本で結婚前に離婚の条件を決めるなんて不謹慎だ、という声があがるが、これもある種のメンタルブロックであって、後々のことを考えると、もしもの時にスッキリするし、お互い恨みっこなしで別れることができそう。
一言付け加えておくが、私が現在そのような状況に置かれているわけではございません。