フライパン父さんの人生日記 - The simple path to make life better for my daugther and sons -

40代後半サラリーマンでミニマリストなブロガーが、子どもたちに残す人生日記。ミニマルライフ、筋トレ、投資、旅、ガジェット。

下げが下げを呼ぶ!

リーマンショックから少しの間で株価が米国市場で26%、日本市場で32%を下げた。

そもそも実体として壊れているのは、アメリカの金融セクターに属しているところだけで、日本企業の大半は、壊れていない。しかし、この負の連鎖が広がると、壊れていない企業の業績まで影響が及んでしまう。

米国の業界、例えば自動車業界がコケると日本企業にも影響が出る。実際、あのトヨタでさえもアメリカ市場での販売が低下しているようで、それ以上にアメリカのビックスリーは厳しい。特にGM。赤字を垂れ流し、そろそろ資金が尽きてくる頃だ。フランスでもプジョーが、イギリスではランドローバーが工場を一部停止していたり、影響は既に出始めている。

今の株式市場は過去の株価の動きと比べると異常だ。乱高下しすぎている。
昔の世界恐慌のように銀行への取り付け騒ぎは、ネット社会が進んだ関係で映像としては見ることはないと思うが、ネット上で着々とお金は動いているのだ。


ただ、日本企業では売られすぎている銘柄もある。PBR(株価純資産倍率)が1倍を割っている企業がゴロゴロ。業績が悪い企業は仕方がないが、トヨタでさえも1倍を割り込んでいて、配当利回りも4%を越える額になってきた。

すき家」や「ココス」等を展開するゼンショーなんかは、優待を含めると20%を越える利回りになっている。
2008/10/27終値で332円、100株単位で、配当が1株12円、優待が3000円の食事券なので、最低投資額=33,200、配当=1200円×2、優待=3000円×2、合計8400円、配当利回り=25.3%になるのだ。そんな銘柄もゴロゴロある。

株主優待については、株主確定時期にゲットする裏技があるので、あまり株価は関係ないんですけど、その時期までじっくり待ちましょう!


今は、キャッシュに代える売りと空売りが混じっている状態で、どこまで下がるか分からない。まあ、下がっている相場に対しては売りから入るのもいいが、企業業績にまで影響が及ぶと思う。


どうなることやらですね?。