フライパン父さんの人生日記 - The simple path to make life better for my daugther and sons -

40代後半サラリーマンでミニマリストなブロガーが、子どもたちに残す人生日記。ミニマルライフ、筋トレ、投資、旅、ガジェット。

ミニマリスト

ミニマリスト
 
近年の社会のスピード(本当はスゴいスピードで物事や社会のルールが変わっているのだけれど、人の感じる時間の流れの中でそれに気づくことができない状態でいる)に対して、色んな概念が破壊されつつあります。
 
 
例えば、モノを極限まで減らすミニマリスト
 
 
自称整理魔の私でも、まだまだ持ち物は多いのですが、日本人は昔から禅や茶道などミニマリストな生活を行なっていました。
 
高度経済成長を経験し、モノを基準にした価値観が日本社会に浸透していきました。
 
そして、Appleのシンプルな製品やミニマリストという概念などが逆輸入され、もう一度シンプルな生活が見直されています。
 
 
モノは単純に比較ができますが、経験や知識は単純な比較ができません。
  
それに、モノは「ほしい〜」という欲望から、手に入れた瞬間に「慣れ」に変わり、そして「飽きて」いってしまいます。
 
逆に言うと、「ほしい〜」と思っている時がピークなのです。
 
例えば、小さな子供があるオモチャをほしい、ほしいと言っています。
次に、手に入れた瞬間は嬉しいのですが、持っていることが当たり前になり、そして最終的には飽きてしまいます。
 
私も、レクサスのNXいいな〜、メルセデスならEクラスのクリーンディーゼルいいなぁ〜とか、
ロレックスのサブマリーナほしいな〜、といった欲望がありますが、
我が家のクルマは、もうすぐ走行距離が11万キロになる日本車ですし、腕時計は妻からプレゼントしてもらったものを10年以上使っています。
モノは手に入れても、慣れて飽きてきて、更に上のモノがほしくなります。
で、モノは例え価格が2倍、5倍になったとしても、性能や機能は2倍や5倍になったりしません。
 
一方、経験やスキル、思い出などはそのようなことがなく、また他人のモノと比較することがなかなか難しい世界になってきます。
 
例えば、10万円の現金があって、
10万円の腕時計を買うのと、10万円を使って海外に一人旅に行くのとでは比べられるでしょうか?
同じく旅行を選択した2人がいたとしても、それぞれで全く経験や感じ方などは全然違うものになるので、単純に比較もできません。
 
そして、どちらの方がその人に残るでしょうか。
 
 
さあ、これからどんな経験、スキル、思い出を作っていこうか?