フライパン父さんの人生日記 - The simple path to make life better for my daugther and sons -

40代後半サラリーマンでミニマリストなブロガーが、子どもたちに残す人生日記。ミニマルライフ、筋トレ、投資、旅、ガジェット。

なぜあなたはチェックリストを使わないのか?

もし、あなたが飛行機に乗って旅行に行くとき、チェックリストをきちんと使って整備をしているエアラインと、使っていないエララインがあったとしたら、どちらを選びますか?
 
 
チェックリストはミスを減らして、大切な場面で正しい決断ができるようにための一つの方法となります。
 
飛行機の整備士やパイロット、客室乗務員にはたくさんのチェックリストがあることで、安全な運行ができると思いますし、これまでに想定外の事故が発生した時でもチェックリストのおかげで多くの命が救われてきました。
 
2009年1月15日に発生した「ハドソン川の奇跡」として有名な、USエアウェイズ1549便不時着水事故でも、その裏にはチェックリストとその徹底した活用がありました。
 
個人としてもチェックリストは役立ちます。
 
例えば、旅行に行く前のチェックリストがあると、ついつい忘れてしまいがちなものや、パスポートのような致命的な忘れ物を防止することができます。
 
チェックリストを作るためのポイントをいくつか挙げると、
 
1.いつチェックを行なうかを決めること
 
飛行機の非常時の場合だと、警告灯の点灯やエンジン停止の時、個人が旅行に行く時だと「旅行に行く前」「渡航先の空港に着いてから」など。
 
海外旅行の場合、単にパスポートがあるかだけではなく、有効期限やビザの取得など直前ではどうしようもできないこともあるので、事前にチェックしておく必要があります。
 
それから、「行動した後、確認」のチェックリストなのか、「読んだ後、行動」なのかを決めておくこと。
 
2.長すぎてはいけない
 
3.文章はシンプルで明確
 
チェックリストもただ単に作ればよいというわけではなく、使われるように訓練したり、必要性を納得してもらうためにテストをして結果を数値で計ったりするのが大切です。
 
チェックリスト自体も常に見直しをかけていけるような仕組みも必要になってきます。
 
  
で、特に重要なのが、コミュニケーションのためのチェックリスト。
 
例えば、ビルを建てるような仕事だと、設計する人、現場を監督する人、クレーン屋さん、外装屋さん、内装屋さん、電気工事屋さんなど、たくさんの専門家の作業で成り立っています。
 
逆に言えば、自分の分野には詳しいが、建築全体には精通しているわけではないので、各専門家が独断で判断すると大惨事を招く恐れもあります。
 
なので、「◯月◯日までに関連の専門家が集まり、△という工程について話し合うこと」等のようにコミュニケーションの予定を入れておきます。
 
これで、何か問題が起こった時に、チームとして進むべき方向性を合意する機会ができるので、不測の事態に対応することができます。
 
 
インターネットでも色んなチェックリストがあるので、探してみてはいいかがでしょうか?
 
例えば、こんなの。
 
JTBの海外旅行持ち物チェックリスト54>
 
人によっては「これは荷物になるので持っていかずに現地で買う」とか「これは絶対必要」とかあるので、自分でカスタマイズした方がよいですが。。。
 
我が家の場合、南国の海に行くことが多いので、iPhoneの防水ケースは必須です。

では、私はこれからいくつかのチェックリストを作る必要があるので、この辺で。