アホですな、この男は!&選択理論での分析
陣内は東京追放、紀香は国政進出か
この男は、本当にアホである。大した芸もないのに・・・。
ここで、『選択理論』という心理学で、この二人を分析してみよう。
選択理論は、アメリカの精神科医ウイリアム・グラッサー博士が提唱している、新しい心理学で、様々な人間関係が絡む環境の中で、よりよい人間関係を築く手法とされている。
従来の心理学では、人の行動、感情は外部の人や環境からの刺激に 対して反応するという「外的コントロール理論」が中心だったが、選択理論では、「人の行動は外部の刺激による反応ではなく、自らの選択である」つまり、「内的コントロール理論」という主張である。
要は、他人を変えることはできず、変えることができるのは、自分だけであり、自分の行動は、自分が全て選択したものであるということ。(くしゃみや咳とか反射的なもの等以外は全て無意識であるかもしれないが、全て自分の行動は選択している。)
そして、人間には、5つの基本的な欲求があり、その欲求を元に最適最善な行動を選択しているという。
●生存の欲求
空気や水、食べ物、住居、睡眠など、生きていくために必要なすべてに対する欲求。
●愛・所属の欲求
家族、友人、会社などに所属し、愛し愛される人間関係を保ちたいという欲求。
●力の欲求
自分の欲するものを、自分の思う方法で手に入れたいと思う。人の役に立ちたい、価値を認められたいという欲求。
●自由の欲求
自分の考えや感情のままに自由に行動し、物事を選び、決断したいという欲求。誰にも束縛されずに自由でありたいという欲求。
●楽しみの欲求
義務感にとらわれることなく、自ら主体的に喜んで何かを行いたいと思う欲求。
結婚している夫婦の場合、この5つの欲求のうち、どれかの差がある一定の差以上になると、より良い関係を続けていくのが、非常に困難になるという。
よく、似た者夫婦という言葉があるが、これはこの理論からいけば、納得いくものである。
私がこの夫婦を分析すると、特に差が大きいのは、
陣内の「自由」を求める欲求が非常に強く、紀香さんは「愛・所属」が強かったからで、関係の修復を試みた期間もあったというから、紀香さんは、陣内の他にも家族や所属事務所など、「愛・所属」の欲求を満たすことができる方を選択したのだと思う。
このケースは、二人にとっては一番辛いケースだと思う。
結婚前に、この5つの欲求の分析を行なっていれば、よかったかもしれない・・・。