全く、いつまで続けるのやら・・・。その4である。
今日はファイル関係。2つの対極するツールである。その名も「復元」と「完全削除」である。説明の必要がないくらい分かりやすいネーミングである。
復元は、削除(ゴミ箱を空、もしくはShiftキー押しながらDEL)した後にファイルを復元できるツールである。パソコンは、削除したといってもデータが完全に消えているわけではなく、位置情報などがランダムになったり消えたりしているだけだから、元のデータにアクセスできれば復元することができるのである。
それから完全削除は、その名のとおり、完全に削除するツールである。しかし、仕組みとしては、ファイルサイズをゼロにしてから削除したり、ファイル名、更新日などをランダムに変更する処理、撹乱用のファイルを作ったりと色々小技を使うことができる。
ちなみに、上記の「完全削除」で削除したファイルは「復元」で検索する(復元する)ことができた。復元の方に軍配が上がった。
ということは、やっぱりファイルは完全に消去することはできないということである。だから情報管理には十分に気をつける必要があるのである。
まあ、当然、昔削除した場合、既に違うデータが物理的に使用しているために復元できないことはある。